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チームメンバーその2が、エバークエスト2をするために9月いっぱいでPSOを引退しました。メンバーその3の件とは関係なしに前々から決まっていたことです。なのに、肝心のエバークエスト2のサービス開始が2005年にずれ込んでるっていうこの理不尽。
とうとう私とメンバーその1だけの2人チームになってしまいましたが、私はいまの時点ではチームを解散する気も、PSOを引退する気もさらさらありません。たとえメンバーその1が脱退して、一人チームに戻ったとしても。それもまた一興。きっといままでができすぎてました。
残留組のメンバーその1は、相変わらずUltと信長の野望オンラインを掛け持ちで続けてるようです。私は私で久々にFF11を引っ張り出してきてインストールなどしてみたのですが、それはまた、別の話。
今日は最後に、メンバーその3がまだ健在だったころに見せて、「なんか『なんやの?』言ってる大阪のおばちゃんみたい…」との感想をもらった旗画像を貼って終わります。コンセプトは「昭和」と「ヒッピー」だったのでした。だれがなんと言おうとも、です。
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ネットゲーム経験者は、どんなにたのしくてもいつか必ず終わりがくることを知っています。ふとした瞬間に垣間見せる、経験者特有のどこか諦めているような、冷めているようなゲームとの微妙な距離感は、それが原因としてはたらいていると見てほぼ間違いありません。
チームメンバーその3は、他のメンバーがほとんど接続していなかったここ半月の間、ずっと一人で潜っていました。どんなに忙しくてもPSOはしたいというメンバーその3ですが、たぶん私はそういう時期をもう遠い昔に通りすぎてしまっていたのでした。私だけではありません。程度の差はあれ、私たちはきっと、PSOに飽きはじめています。
私たちもメンバーその3もお互いの事情がわからないわけではないのですが、頭では理解したつもりでも心情的に納得できないことというのはたしかにあって、今回の件も、こんな言い方はどうかとは思うけれど、しかたないことだったと思うのです。メンバーその3に合わせてむりに接続する時間帯を変えたり、わざわざ気乗りしないゲームをするのはおかしな判断だと思うし、実際私にはそんなことできませんでした。
求めるものが違うなら、必然的にチームを組む理由も消えてなくなります。だからこれはごくごく自然な流れだというのに、さみしいしくやしいし、気持ちが落ち着かなくてひどくめんどくさいです。
別れ際、メンバーその3は言いました。
「一人チームつくる予定です」「そしたらきにしないじゃん、だれもいないってさ」。
だけど私だって、こんな思いをしたくないからこそ、オープンβで一人チームを立ち上げたはずだったのに。「じゃあね」と落ち着き払って走り去るその姿は、なんだか3ヶ月前の私みたいでした。
現在Lv45、9月16日をもってメンバーその3がチームを脱退しました。
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PSOの話。
先週、オンラインクエスト・マキシマムアタックで全プレイヤーによるエネミー総撃破数がみごと1億匹を突破し、Ultが開放されました。うち500匹くらいは私も貢献しているはずです。
UltはLv100以上のプレイヤーのみが立ち入りを許される、PSO最高難度のエリアです。DC版のUlt森を振り返ってみると、はじめに会った亀にヴァリスタを撃ち込んでみたものの、3発すべてMISS。テクニックもろくに効果がなく、いろいろな意味で打ちのめされた私の姿が浮かんだのでした。振り返らなきゃよかった。
それはそうと、チーム内でもLvの較差やプレイスタイルの違いがだんだん目立つようになってきているので、そのなかで全員がモチベーションを持続させていくのは正直厳しいのかもしれません。チームメンバーその1はUltと信長の野望オンラインを掛け持ち、もともと他のゲームの息抜きにきていたメンバーその2は、今月からはエバークエスト2というのを新たにはじめるそうです。メンバーその3はPSOが初ネットゲーム。チームでいちばん長くUltを遊んでいます。私はチームフラッグを目標にしてきた感があって、いまはちょっと気が抜けている状態。
今後もちろん差し替えたりもするんでしょうけれど、フラッグはとりあえずこんな画像(右上。左側にはチーム名が入ります)です。メンバーその2からの「らぶりぃなのを」というリクエストに、ありったけの絵心を振り絞って描きました。どこかでこれっぽい旗を背負ったプレイヤーを見かけたら、どうか生あたたかい目で見守ってやってください。
現在Lv45、Ultに届く日はいつ。
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プリンスオブペルシャを、一日にセーブポイントを一つすすめるくらいのペースで遊んでいます。得意なわけではないけれど、年一作は必ずやっている感じのアクションゲームあれこれ。
・ICO
パッと見海外のゲームっぽいけど、ところどころにわびさびが感じられるのがよいです。光の表現がきれいでした。いまでもPS2でいちばん好きなゲームで、通常版を持っているのになぜかザ・ベストまで買ったのはこれくらい。ワンダと巨像が出るまでは死ねません。
・メタルギアソリッド2
「絵はすごいけど何かちがう…」っていう漠然とした理由から途中で投げたゲームです。ライデン出張りすぎ。あと、私は1のメイリンのしゃべりが好きだったので、私が遊んだ限りでは彼女の出番がなくて残念でした。また「中国のことわざでは〜」って言ってください。
・ゼルダの伝説 風のタクト
操作したときの感覚が飛び抜けて気持ちよくて、明らかに別格な気がします。丁寧に磨かれた水晶玉みたいにきれいなのに、触り心地は肉球みたいな。そんなイメージ。いろいろ言われてた絵も私は好きです。ただ、海を行ったり来たりがだるくて未だクリアできてないのはここだけの秘密。
・ダーククロニクル
たぶんゼルダをお手本に、努力の人が作ったゲーム。やれることがたくさんあるのに、そのすべてがしっかりできていてすごく好感が持てます。でもゼルダの後にこれを遊ぶと、「惜しい」と思ってしまうのはなぜ。まさかここの人たちがドラクエを作ることになろうとは、夢にも思いませんでした。
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・グラフィックをローエンドにしないとまともに遊べない。っていうかローでも十分重い。
・ゲートやアイテムボックス、装備中の武器、敵の攻撃(光線系)が見えない。
・他の人から動きがカクカクして見える。逆に他の人の動きが追えなくて消えたりワープして見える。
・私だけボスの登場シーンが長い。
・私だけクエストのダウンロードが長い。
・私だけ回線落ち。
・私だけ貧乏。
・私だけ低Lv。
というのが、古いPCでPSOを遊んだときの症状です。一部例外含む。新しいPCはなにからなにまですべてが速くて、初めて上京した受験生みたいに驚いている私です。
何かを得るためには何かを失わなくてはなりません。そして私は快適な動作と引き換えに、いままでのスローライフを手放すこととなったのでした。提唱しません。いりません。強いて言うなら、セリフがゆっくり表示されるのは読みやすくてちょっとだけ好きだったけど。
現在Lv43、富士通FMVはもう二度と買うまいと一人こころに誓いました。