2をピークに、3以降どこを狙ったのかよくわからない方向にひた走っている幻想水滸伝シリーズですが、最新作がなぜかとうとうシミュレーションRPGになってしまったことからしても、暴走でなく迷走なのが見ているこちらにまで伝わってきて痛々しい限りです。もう、走らなくてもいいから……。

私のGWが終わってから2週間が経とうとしていますが、今月5日はコミティアにいってきました。コミティアは、漫画やアニメなどのパロディではない、あくまでもオリジナルであることをテーマにした作品の展示即売会です。
パッと見商業作家顔負けの絵を描ける人もちらほら見掛けるのですけれど、いざ漫画を読ませてもらうと「何かが致命的に欠けている」のが素人目にも明らかで、ただ好きなだけではやっぱり通用しない創作活動のシビアさと、それでも描く(書く)ことが好きでそこから離れられない人たちの放つストイックな熱気とが混ざり合って、会場全体があたかも強力な磁場と化しているかのような、とても居心地のいい、たのしいイベントでした。
今回買った本は2冊と少なめでしたが、こうの史代さんの原画展が良かったです。

ラジアータストーリーズ
RPGと箱庭的環境ゲームを3:7くらいの割合で足した感じのこのゲーム、どちらとして見ても中途半端でした。開発スタッフがRPGであることを必要以上に意識しすぎてるのかもしれません。
一応軸となるストーリーはあっても、実際やってることの大半は気になったキャラのストーキングですっていう。ぶっちゃけキャラゲー
なのに致命的だったのは、キャラを仲間にするまでの過程はたのしめても、その後に続くものがまったくなかったことです。好きなキャラとパーティーを組んだところで、自分で動かせるのはやっぱり主人公だけ。だったらあの単調な戦闘自体はじめからいらなかったような。
もし次回作があれば、無理にRPGとしての体裁を保つのではなく、街中をただ歩いているだけでも何かイベントが起こるような、より日常の風景をたのしむ方向への進化を強く希望します。それと、中世風の世界が舞台なのに私服の概念があるのは他のゲームもどんどんまねすればいいのに、と思いました。

好きだったけどある日突然何の予告もなしに消えてしまったサイトが先週突如としてよそのアンテナに上がっているのを見て、早速クリックしてみたのですが、やっぱりというか案の定というか、そこは「ページを表示できません」だったのでした。
猫は人間の目の届かないところでひっそりと死ぬそうですが、私が小3のとき飼いはじめた猫も、8年前の夏、ふらっと姿を消したかと思うとそれきり帰ってきませんでした。もうおそらくこの世にはいないだろうというのはいまさら言うまでもないことなのですけれど、それを知りながらもまだどこかで生きていることに期待してしまうこの気持ちというのは、これからもずっと持ち続けたまま私は暮らしていくのだと思います。

別にここはゲームの話題だけ書く場所ではないのに、去年一年間を振り返るにしてもゲームは欠かせませんっていう。ゲームはもうずいぶん昔から私にとって、お酒たばことおなじような存在だったりしますきっと。なくなっても死んだりはしないけど、なければないでさみしい。とか言いながらどっちも嫌いだから、禁酒禁煙してる人の気持ちはわからなかったりするんですが。去年はいろんなネットゲームにちびちび手をつけてみた一年でした。


ファンタシースターオンラインブルーバースト
戦闘にアクション性を含んでいるのはやっぱり大きくて、気軽に参加して短時間でさくっとやめられるのもうれしいところ。いい加減飽きたと思っても、ときどき思い出したように遊びたくなるのでした。チームチャットで知り合いと連絡が取りやすくなった反面、ロビーに漂う閉塞感は明らかに強まった気も。Ep4もがんばってください。


ファイナルファンタジー11
Lv5をすぎ、世界の仕組みや広がりを実感できるようになってくるとそこそこたのしいです。逆に一人で延々と狩りを強いられるスタート直後や、敵が強くなってパーティメンバーのバランスだとか獲得Exを嫌でも意識せざるを得なくなってくるv20代以降は、いまいちゲームに馴染めませんでした。既に思い出になってしまったけれど、Lv5でセルビナにホームポイントを設定してしまって戻るに戻れなくて泣きそうだとか、Lv9でジュノに着いて競売前のラグをはじめて経験しただとか、敵と目を合わせないように大森林を必死に駆け抜けてたあのころが私の冒険のピークでした。


Master of Epic
スキル制がすごくよさそうなのにオープンβでほとんどログインできず。いまって…?


Dark Age of Camelot
RvR(国家戦)がこれまでにない感じでおもしろいです。ルールの定められた健全な殺し合い。とは言え、死んだときのペナルティが他のゲームほど重くないせいかギスギスした空気も薄く、おなじ国の人とわーとかぎゃーとか叫びながら敵軍に突撃したりされたりっていうのがわりと正しい楽しみ方みたいです。私をこれに誘ってくれたPSOのチームメンバーその2は英語版からの経験者。いまのところ様子を見ながら引き続き遊んでいきたいと思ってます。

ドラクエ8がふつうにたのしいです。カメラのわるさにはもう慣れました。
それより気になるのが、敵が一匹しかいないときに「たたかう」を選ぶと自動的に攻撃対象がその敵に決定されて、次のメンバーのコマンド入力に移ってしまうことです。本来ボタンを押す手間が一回省けて便利な処理のはずなのですが、昔からの感覚でついボタンを二回連打してしまいます。LEVEL5、惜しい。
港町でたこをこらしめたらゼシカが仲間になりました。

一月半もの間ここを更新していなかった事実にわれながらびっくりです。時間がないわけではないけれど、余裕がない感じ。ちょっと書きたいことや書くと約束していることもあるので、そろそろなんとかしていきますのこころ。